宮崎県日南市で震度6弱を観測した地震からまもなく1か月となります。
初めて発表された「南海トラフ地震臨時情報」について、2回にわけて検証します。
「ふだんより大規模地震の発生する可能性が高くなった」という情報を県民はどう受け止め、行動したのか、取材しました。
8月8日午後4時42分、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震
8月8日午後4時42分、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生。
日南市で震度6弱、宮崎市や都城市などで震度5強を観測しました。


(気象庁 束田進也 地震火山技術・調査課長)
「議論の結果、南海トラフ地震臨時情報『巨大地震注意』を発表しております」
地震に伴って気象庁は、南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっているとして、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」を発表しました。

(南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会 平田 直 会長)
「基本的には、巨大地震注意の時には、日頃からの地震への備えを再確認してください」
