戦犯に指名された知人の助命をマッカーサーに直訴

千穂はB-29が墜落した現場にあった物品の一部を保管していることをアメリカ軍に伝え、その後、進駐軍との関係を深めていきました。

飼育していた牛のうち75頭分の肉をアメリカ兵にふるまったというエピソードも残されています。

そして、なんと、あのマッカーサーにも直接会い、戦犯に指名された知人の命を助けてもらおうと直訴したというのです。

(郷土史研究家 工藤 寛さん)
「戦勝国のアメリカの進駐軍とコンタクトが取れるというのはどんな女性だったのかなと思って、チャレンジ精神、行動力というのには脱帽する以外ないですね」