放置された竹林を活用して、ササを原料にした飼料の普及を図ろうと、宮崎県えびの市と企業が協定を締結しました。
えびの市と協定を結んだのは都城市の大和フロンティアで、24日、えびの市役所で締結式が行われました。
協定では、市に寄せられた放置竹林に関する情報をもとに大和フロンティアが竹林を無償で伐採し、その竹やササを使って家畜用の飼料や園芸用の肥料として使用できる「笹サイレージ」を生産することにしています。
(大和フロンティア 田中浩一郎社長)
「竹林が多い地域として、えびの市を認識している。こういった竹林の多いところは困られてる方が多い。それに対して竹林伐採で貢献できればと思う」
大和フロンティアが放置竹林に関する協定を締結するのは、都城市と三股町に次いで県内では3例目です。