行方が分からなくなった高齢者を早期に発見したとして、警察犬に感謝状が贈られました。
宮崎南警察署から感謝状が贈られたのは、キジマ警察犬訓練所の鬼島三郎所長と警察犬指導士の盛田昇孝さん、そして、警察犬のティラオブミヤザキフィーンド号です。
指導士の盛田さんとティラ号は、今月14日の夜、宮崎市の自宅からいなくなった90代女性を捜索。

においをもとに足跡をたどり、捜索を始めてわずか12分後、自宅からおよそ200メートル離れた福祉施設の敷地内に座り込んでいた女性を発見しました。

お手柄だったティラ号には、ビーフジャーキーと骨の形のガムも贈られ、早速、おいしそうにほおばっていました。

(警察犬指導士 盛田昇孝さん)
「自分自身も生存者を見つけたのは初めてなので、見つけられてよかったなという気持ちになりました。やるときはしっかり仕事をしてくれるので、いつも助かってます」


警察によりますと、県内では今年に入って先月末までに行方不明者の捜索で、警察犬の出動が19件あったということです。