29日の宮崎県内も各地で猛暑日となり、厳しい暑さとなりました。
こうした中、収穫の時期を迎えている米の生育にも影響を及ぼしています。

29日の県内も高気圧に覆われて気温が上昇し、最高気温は美郷町神門で37.4℃、宮崎市田野で37.0℃、日南市油津で36.4℃など各地で猛暑日となりました。

気象台は、先週、宮崎県を含む九州南部で7月上旬の平均気温が平年を3.1度上回り、統計開始以来、79年間で最も高い「記録的な暑さ」になったと発表。

この暑さにより、影響が出ているのが農作物です。

(米農家 大幡正敏さん)
「白くなっている。普通、透明じゃないですか。白く濁っている。やはり気温のせいで成長がはやくなって・・・」

宮崎市南方町でコシヒカリを育てている大幡正敏さん。

現在、収穫シーズンを迎えていますが、今年は、6月下旬から7月、気温が高い日が続いたことから、米粒が白くなる「乳白粒」が例年より多くみられるということです。

この「乳白粒」、味への影響はないとされていますが…

(米農家 大幡正敏さん)
「農家としての収入が少し減ったりとか、等級が少し落ちてしまうっていうのが、それが懸念材料です。」

大幡さんの田んぼでは、例年、収穫の数日前まで水を溜めていますが、今年は、溜めた水の温度が高くなり、稲の生育に影響を及ぼさないよう対策を取っています。

(米農家 大幡正敏さん)
「高温に、暑くなっているので、水をずっと流して、溜めるのではなく、通水する感じ。それで熱い水に変わらないように、朝6時や7時、早めの時間で対応している」

気象台は、今後1か月程度は気温の高い状態が続くとして、農作物や家畜の管理、熱中症などの健康管理に十分注意するよう呼びかけています。