高千穂町で工事が進む九州中央自動車道 五ヶ瀬高千穂道路の一部になるトンネルの工事見学会が、現地で開かれました。
高千穂町と五ヶ瀬町では、九州中央自動車道の一部となる延長9.2キロの五ヶ瀬高千穂道路の整備が現在進んでいます。
高千穂町の押方小学校の近くで掘削が進む童里(わらべのさと)トンネルで行われた見学会には押方小学校の児童とその保護者などおよそ50人が参加しました。
総延長491メートルの童里トンネルは、既に中間点を超えて300メートル以上が掘り進められています。児童たちは、高所作業車に乗ったり、掘削機のドリルを操作するなど普段できない体験をしました。
「高いところまで上ったからやってる人はすごいなと思いました」
「ドリルが操作すれば動くから機械ってすごいなと思いました」
五ヶ瀬高千穂道路の供用開始時期は未定ですが、童里トンネルは、年内には貫通し、来年には完成する予定となっています。