新型コロナウイルス、18日、宮崎県内では新たに4114人の感染が発表されました。新規感染者が4000人を超えのは初めてで、過去最多を大幅に更新しました。

新たに感染が確認されたのは4114人で、居住地別では宮崎市1572人、都城市801人、延岡市483人などとなっています。
新規感染者は、前の週の木曜日より1000人以上増加し、過去最多を更新しました。


新たなクラスターは、宮崎市の障害者福祉施設と教育・保育施設であわせて3件確認。
直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は、1708.7人で、全国ワースト2位となっています。

(宮崎県福祉保健部 重黒木 清 部長)
「これからお盆休みの人流・接触機会の増加の影響が来週前半にかけて続くと推測される中で、まだまだピークがどこになるのか分からない、見えない、極めて厳しい感染状況であると認識しています」

また、県は、いずれも基礎疾患のある90代の患者3人が亡くなったと発表しました。

こうした中、県は、17日、県内の各医療機関に対し、一般診療を制限してコロナ対応に注力するよう求めたことを明らかにしました。


17日の時点で県内の医療機関に入院しているのは176人で、重症者は4人。病床使用率は52.7%となっています。