平和学習を通して交流を深めました。
沖縄県浦添市の中学生が宮崎県日向市を訪れ、地元の中学生と交流しました。
浦添市と日向市は、戦時中に浦添の子どもたちが、日向市に疎開したことが縁で交流を続けています。
18日は、浦添市の中学生平和交流団のメンバー10人が、日向中学校を訪問。
学校で開かれた交流会では戦時中、疎開した子どもたちが食べ物がなく苦労していたことなどが紹介されたほか、平和な世の中の実現のために何ができるか生徒同士で意見交換しました。
この中で、生徒たちからは「戦争の悲惨さをSNSを活用して世界に広めていく」や「命の大切さを知る授業を実施する」などの意見が出されました。
(浦添市中学生平和交流団 玉木見奈さん)
「すごい新鮮だなと思ったし、現地の人の話を聞くのも貴重なことなので、すごく勉強になりました」
(日向中学校2年 酒井創史さん)
「戦争の恐ろしさをより理解することができて、もう二度と起きてはならないことなんだなと改めて思いました」
最後に生徒たちは、それぞれの地元の踊り、沖縄のエイサーと日向ひょっとこ踊りを披露。交流を深めていました。