旭化成メディカルが宮崎県延岡市に建設していたウイルス除去フィルター「プラノバ」の組立工場が完成し、24日、竣工式が行われました。
延岡市の旭化成の岡富工場に建設されたプラノバ組立工場の24日の竣工式には、関係者およそ100人が出席して神事が行われました。
「プラノバ」は、生物学的製剤から薬を作る過程でウイルスを除去するために開発されたもので、新薬の開発などで需要が高まっているため工場を新たに建設したということです。
(旭化成メディカル生産技術統括本部 大野勝則本部長)
「我々の仕事そのものが世界中で苦しんでいる難病患者さんに貢献出来ている。そういうところが我々のモチベーションになっている」
プラノバの組み立て工場は、試運転を重ねた後、再来年の10月から生産を開始することになっています。