豪華な講師を迎えての水泳指導です。
競泳のオリンピックメダリスト、松田丈志さんが中学生と高校生を指導する研修会が、宮崎市で開かれました。

日本水泳連盟は全国各地にオリンピック選手を派遣する事業を行っていて、9日は、延岡市出身の松田丈志さんによる指導が行われました。

研修会には県の強化選手に指定されている中学生と高校生、合わせて15人が参加。

松田さんは、実際にプールに入り、選手たちに速く泳ぐポイントを指導しました。

(松田丈志さん指導)
「膝が大きく曲がるキックは抵抗が大きいです。水をここで受けるから」

(参加した中学生)
「トップスイマーはやってることが違うなと思いました。今後、大会のレース前にルーティンとかあるんでそこに取り入れて、自己ベストを出していこうと思います」
(参加した高校生)
「泳ぐ前にテクニックを一回教えてもらって、それを実際に試したところ、いい感じに進んだのでそれを続けていこうと思います」

(松田丈志さん)
「地元の選手たちに少しでも自分が経験したことがプラスになればという思いで今日はやらせてもらいました。一人でも多くの子供たちがそれを実践して、継続して自分の目標に近づくきっかけになってくれればうれしいなと思います」

日本水泳連盟は、こうした研修会を通して、地方からも世界のトップ選手を育てていきたいとしています。