四国インターハイ、3日はレスリング男子個人戦について、現地からのリポートです。

(長瀬真希スポーツキャスター)
「坂本龍馬でおなじみの高知県。きょうはこの坂本龍馬像がある高知市で行われるレスリングの様子お伝えします」

男子レスリング個人戦。
3日、全8階級の1回戦から3回戦までが行われ、県勢7人が出場しました。

125キロ級に登場したのは、日南振徳の上原涼介。
初めての全国大会ながら落ち着いた試合運びで危なげなく1回戦を突破。

続く2回戦は、相手の攻撃にはまり、6対13と追い込まれた上原でしたが、相手の隙を見逃さずフォール勝ち!

(日南振徳 上原涼介選手・3年)
「自分は全国大会が初めてなので、監督の意見とかを少しずつ取り入れながら、最後まで力を出し切ることができた」

また、60キロ級で2回戦から出場した都城西の2年生、前原晟人は序盤からローリングを連発。
去年の初戦敗退の悔しさを胸に臨んだ今大会は、相手に得点を与えず、うれしい初戦突破です。

(都城西 前原晟人選手・2年)
「めちゃくちゃ悔しい思いをしたので、今年は頑張ろうと思った。3回戦の相手は前回のJOC(大会)で負けている選手なので、しっかり自分の持ち味を出して勝ちたい」

続く3回戦は敗れたものの、去年の成績を越えることができました。

同じく都城西で51キロ級に出場した石山竜成。
今年3月の全国選抜大会で5位に入賞した実力の持ち主で、テクニカルフォール勝ちで初戦を突破しました。

(都城西 石山竜成選手・2年)
「去年はインターハイに出場できなくて、初めて、きょう出場できてうれしい。まずは(選抜大会と同じ)5位入賞を目指したい」

3回戦も勝利した石山は、初めてのインターハイでベスト8進出を決めました。

125キロ級、日南振徳の上原選手の試合は先ほど終わりましたが、惜しくも敗れ、結果はベスト16となりました。