全国各地の川や水源地で高い濃度での検出が相次いでいる有機フッ素化合「PFAS」について、宮崎県の調査が終わりました。
国の指針値を超えたのは、すでに公表されている西都市の1地点のみとなっています。

人体への有害性が指摘されている「PFAS」は有機フッ素化合物の総称で、過去にはフライパンのコーティングや洗剤、それに防水加工の衣類などに使われていました。

県は、今年1月から県内全域158地点の河川や地下水で行ったPFASの調査の最終結果を公表。

それによりますと、すでに公表していた西都市岡富の井戸水の1地点以外で新たに国の指針値を超える濃度が検出された地点はありませんでした。

県は国の指針値を超えた西都市岡富の1地点の周辺で井戸水の調査を進めています。