宮崎県立佐土原高校の生徒たちが開発した防災アプリが、さらに便利になりそうです。
防災アプリのアップグレードに向けて生徒たちが気象台の職員にアドバイスをもらいました。
宮崎地方気象台を訪れたのは、佐土原高校情報技術部の生徒8人です。
佐土原高校では2017年から避難所情報などを提供する防災アプリ「SHS(えすえいちえす)災害.info(どっといんふぉ)」を開発し、配信していて、さらなるアップグレードに取り組んでいます。
(三浦功将キャスター)
「今、自分がいる場所はどれほど浸水してしまうのか。それも指一本でおおよその浸水想定が分かります」
開発中の追加機能は、現在地や打ち込んだ住所が洪水で浸水した際、最大の深さが分かるもの。
21日は、気象台の職員からアドバイスをもらいました。
(宮崎地方気象台地域防災官 金山智教さん)
「住所のところを、例えば、おばあちゃんの家とか保存して、人に共有できる形はどうだろうか」
(生徒)
「少しずつ自分たちで意見を出し合いながら、より良いアプリにしていきたい」
生徒たちは夏休み明けをメドにアプリを完成させ、アップグレード版の配信を始めたいとしています。