金沢市で開かれていた東アジアの金融問題を話し合う国際会議、ASEAN+3財務大臣・中央銀行総裁代理会議が7日終了しました。
会議では、自然災害や感染症が爆発的に拡大するパンデミックなど外的な要因の際に各国が利用できる初の緊急融資制度の創設や「チェンマイ・イニシアティブ」と呼ばれる通貨交換協定の金利をIMF=国際通貨基金と同水準へ見直すことなどが合意されました。
財務省 神田眞人財務官
「(緊急融資制度の)創設自体は合意できたし、それから制度設計にも原則合意できたわけですけど、さらに日本も最大限のサポートをしながら一刻も早い実現に向けて進めていきたい」

今回の会議で合意された内容は、来年5月に開かれる閣僚級会合で正式合意される見通しです。











