石川県内のツキノワグマ 10年で約1.5倍に…

石川県によりますと、2021年の時点でツキノワグマは県内におよそ1200頭が生息しているとしていますが、この数は10年前と比べておよそ1.5倍に増えています。

昭和50年代の1979年までは、津幡町より南側の加賀地方だけに生息していましたが、近年は輪島市や珠洲市など奥能登でも出没が確認されるなど、その生息域は年々、拡大しています。

クマは人の気配を感じると警戒すると言われていることから、先ほども紹介した音が出る鈴が有効だと言われていて、今週、クマが出た現場近くの小学校の児童も鈴をつけて登下校していました。