2000人を超える死者が確認されているモロッコの地震で、現地に滞在している金沢大学の教授が状況を語りました。

北アフリカのモロッコ中部で8日に発生したマグニチュード6.8の地震では、死者が2000人を超えています。

ユネスコの世界ジオパーク国際会議に出席するため、白山市の田村敏和市長らと震源地から70キロほど離れたマラケシュに滞在していた金沢大学の井出明教授が、JNNの取材に応じました。

金沢大学・井出明教授(観光学)
「旧市街は外壁が崩れていたり道路が隆起していたり、目に見える被害がいっぱい出ています。ホームレスの人たちがたくさんいる町です。そういう方たちは公園に集まって不安な状況の中で時が過ぎるのを待っている状況」

外務省によりますと、日本人の被害情報は入っていないということです。