8月31日は、語呂合わせで「やさいの日」。野菜の魅力に触れてもらおうと、1983年に全国青果物商業協同組合が制定した記念日です。そんな特別な日にちなんで31日は、石川県民にお馴染みのあの野菜について、「掘り」下げてきました!

石川の秋の味覚「五郎島金時」。実は30種類もあると知っていましたか?
やってきたのは、金沢市民の台所・近江町市場にある「北形青果」。県産の獲れたて野菜が所狭しと並ぶ中、売り場の大半を占めていたのは、今月下旬に出荷が始まったサツマイモ・五郎島金時です。
北形青果・北形謙太郎さん
「五郎島金時の出荷から1週間くらい経って掘り採りが進み、種類が揃った頃にやさいの日があるので毎年これを企画している」

この五郎島金時、実は品質をあらわす「等級」や「大きさ」によって、およそ30種類に分類して出荷されているんです。秀・優・良・外などの等級に加え、丸みを帯びた見た目の「コロ」、そして細長~い「長」など、普段はなかなかお目にかかれないものも!

北形謙太郎さんによると、細いものは味がしっとりとして甘みが出る一方で、太い見た目のものは、ホクホクさ上品な甘さが特徴ということです。

大きさや形が違えば味も様々。そんな奥深~い、五郎島金時の世界です。