来月16日の開通を前に石川県輪島市の能越自動車道で29日、消防や警察などが参加する事故対応訓練が行われました。

訓練はバス1台と乗用車4台が絡む追突事故が発生し15人が負傷したという想定で行われ、国交省金沢河川国道事務所をはじめ輪島警察署や奥能登広域圏消防本部からおよそ40人が参加しました。
参加者は現場の交通規制や、ケガの重症度から治療の優先順位を決定する消防のトリアージなど、各機関との連携や手順などを確認しました。
金沢河川国道事務所 諏訪成春総括保全対策官
「遠方から輪島に来る方も増えると思う。安全安心に利用できるように、道路の維持管理に努めるとともに、事故が起きたら関係機関と円滑に連携を図って迅速に対応していきたい」
能越自動車道・のと里山空港IC~のと三井IC間 4.7キロの区間は、来月16日に開通します。