朝のまちなかで“定点調査”…着用率は
5日朝の金沢市本多町の様子です。春休みとあって高校生が通学する姿は少なく、通りは自転車通勤の人が多く行き交っていました。この近辺で午前7時半からの1時間で、自転車に乗った人を120人余り見かけましたが、ヘルメットを着けていたのはわずか13人、全体の11%弱でした。

ヘルメットをかぶっていた人に話を聞くと「自転車に乗り始めたころから着用していた。大人の人でつけていない人とかいるから自分の身を守るために全員つけて欲しい」と話していました。
一方、ヘルメットをかぶっていない人は「周りを見ても誰もつけていないですよね…努力義務という話なので、買ったほうがいいんだろうなと思っているんですけど、まだ見に行ってもいない状態なんです。すいません。」と話していました。
店頭ではデザインにもこだわり、帽子のようなつばの付いたヘルメットも用意して様々なニーズに対応しますが、人気はスポーティなデザインだということです。その上で、選ぶ際はサイズに気を付けるようアドバイスします。
サイクルショップ カガ・森健太郎さん
「自転車に乗っていて転んだ時って頭に回転の衝撃が加わるんですけど、ヘルメットがしっかりいなしてくれる。ヘルメット自体が割れて衝撃を吸収してくれるようになっているので、自転車には自転車のヘルメットをお勧めしている」