4月16日に告示される石川県白山市長選挙。白山市議会の候補者選考委員会と自民党白山市連合支部が擁立した前の教育長の田村敏和氏が4日、出馬会見を開き市政運営への意気込みを語りました。

白山市長選へ出馬表明した田村敏和氏
「山田憲昭市長のその思いをしっかりと受け継がないといけない。市政を混乱してはいけない。自分も市政を担っていたのでその気持ちが一番強かったので今回お引き受けすることになった」

田村氏の会見には共産党を除く市議会議員20人と自民の県議会議員4人が同席し出馬表明を見守りました。田村氏は市内の28公民館区で市民と意見交換を行うことや、子育て・教育環境の充実、白山手取川ジオパークの継続・発展などに取り組んでいきたいと意欲を述べました。

また田村氏は3月31日に出馬を決意した後、山田市長の仏前に報告に訪れたと話し、山田市政を継承していく考えを示しました。

白山市長選へ出馬表明した田村敏和氏
「各地域には素晴らしい資源がたくさんある。それをうまく組み合わせていくことが大事であろうし、その役割を当然白山市役所がやらないといけない。私が市長になった場合、オール白山でと盛んに言うのはそういったところを指している」

白山市長選挙にはこれまでに元・県議会議員の吉崎吉規氏のほか元金沢工業大学教授の中川武夫氏が立候補を表明しています。