スキーのクロスカントリー競技でインターハイなど主な3つの大会を制した石川県立鶴来高校2年の山口蓮太選手が4日、北陸放送を訪れ、石川県勢初となる高校3冠の報告をしました。

山口選手は4日、鶴来高校スキー部の山田純丈監督とともに北陸放送を訪れました。
山口選手は、2月に山形県で開催されたインターハイや、全国選抜大会に出場し、クロスカントリー男子フリー10キロ競技で県勢初の優勝を果たしました。また3月、北海道で開催された全日本ジュニアスキー選手権では直前に祖父で白山市長だった山田憲昭さんを亡くしましたが、その悲しみを乗り越え見事優勝。全国的にも珍しい高校3冠を達成しました。

石川県立鶴来高校スキー部 山口蓮太選手
「今年の目標は、世界ジュニア選手権に出てメダルを取ってきます。将来的にはオリンピックに出て金メダルを取ることを目標に頑張ります」

冬季オリンピックでの金メダルをめざす山口選手は、山田憲昭さんの長男、山田純丈スキー部監督とともにより一層、練習に励むということです。