卸売業者などでつくる金沢問屋センターでは、組合に加盟する企業に入社した新入社員の歓迎式が行われました。
繊維や電気機械などの製造・販売を行う106社の企業が加盟する協同組合金沢問屋センターには、今年度新たに15社に70人が入社しました。式では高桑幸一理事長が、「社会人としての自覚を持ち目標に向かって前向きに立ち向かってください」などと激励し、このあと新入社員を代表して、丸菱の清水稜太さんが「若さを武器に何事にも取り組んでいく」と社会人としての決意を述べました。
ほくつうに入社した前川ひなのさん(22)は、「社会人になることの重みが今どっしりと来た」と話し、畑貴斗さん(22)は「1人暮らしも始まって色々なことが大変な時期になると思うが、しがみついてやっていきたい」と話していました。
物価高騰やコロナ禍など卸売業を取り巻く環境は厳しさを増す中、新入社員たちは大きな期待と志を胸に、新たな一歩を踏み出しました。