議会のデジタル化に向けた協議を進める石川県議会の改革推進会議が先日開かれ、感染症の拡大や大規模な災害に備え、自宅からでも委員会に出席できる「オンライン委員会」の導入に向けた条例改正案などがまとまりました。

対象となるのは、議会運営委員会などを除く3つの特別委員会と常任委員会で「重大な感染症のまん延防止」や「大規模な災害が発生した際など、議員が集まることが困難となった場合」に委員長の許可を得た上でオンラインでの出席を可能とするものです。今月15日の県議会改革推進会議で、こうした条件を盛り込んだ議会委員会条例の一部改正案などが了承されたことを受け、会議のメンバーが21日、石田忠夫議長にとりまとめ結果などを報告しました。

条例改正案は、21日から来月16日まで開かれる県議会定例会に提出され、今後審議されます。