性的少数者=LGBTQ+や障害がある人などが自由に集える場所として、金沢市に18日、町家を改装した施設がオープンしました。
金沢市池田町3番町にオープンした「金沢にじのま」
運営するのは多様な生き方への理解を促進するための活動に取り組む、一般社団法人金沢レインボープライドで、LGBTQ+や障害がある人たちが自分らしく居られる場所として、築100年以上の「金澤町家」をリノベーションしました。

施設にはドリンクなどが楽しめるカフェや、ワークショップ、それにシェアオフィスとして利用できる空間が設けられています。
金沢レインボープライド・松中権共同代表
「少しハードルが高いなと思われるかもしれないが、気軽に寄っていただいて、安心な空間をコーヒーを飲みながら過ごして頂けたらなと思う」
一方、LGBTQ+をめぐる元総理秘書官による差別発言について、17日岸田総理が関係団体に直接謝罪しました。松中さんは、岸田総理が国会で同性婚を認めれば、「社会が変わってしまう」などと答弁したことについても説明を受けたということです。

金沢レインボープライド・松中権共同代表
「国のトップの方から発言としてあるということはすごくショックだったので、制度とか法律を作ることを前提にした会話だったんだということであれば、それはすごく前向きにとらえている」
誰もが安心して暮らせる地域を目指してオープンした「金沢にじのま」は火曜日と水曜日を除く週5日、正午から午後9時まで利用が可能です。