先週末から石川県中能登町で火事が立て続けに3件相次いでいます。13日朝早くにも、住宅兼納屋を全焼する火事がありましたが、警察はこれまでのところ事件性はないとみています。
13日午前5時20分ごろ、中能登町井田で中山文一さん(76)の木造2階建て住宅兼納屋を全焼し、隣接する作業場や近くの住宅にも燃え移りました。中山さんは1人暮らしで逃げ出して無事でした。
警察によりますと、火元は高圧の電気コンセントがあった納屋部分で、電気系統に何らかの不具合があった可能性が高いということです。
中能登町では11日以降、作業小屋や住宅を全焼する火事が3件相次ぎ、12日と13日に発生した現場はわずか300メートルほどの距離です。
近くに住む人
「地元の消防団が巡回しようかという話もしていた。連続で出火があるというのは非常に不安」
また先月24日には、中能登町で男性が死亡する火事も発生していますが、警察はいずれの火事も事件性はないとみています。