11日から12日にかけて、石川県中能登町で納屋などを焼く火事が2件相次ぎました。いずれも、けが人はいませんでした。
火事があったのは、中能登町井田の泉外吉さん86歳の木造平屋建ての住宅と納屋で、12日午前5時20分ごろ、近くに住む人から「泉さんの家から火が出ています」と消防に通報がありました。火は約2時間半後に消え、納屋は全焼し隣の住宅の一部が焼けました。警察によりますと、泉さんは2人暮らしですが、2人ともけがはありませんでした。

12日午後5時20分ごろ、中能登町武部の大和武夫さんの納屋でも火事がありました。警察によりますと、木造2階建ての納屋が燃え、火は約3時間後に消し止められました。けが人はいませんでした。

警察では、2件の火事について実況見分を行うなどして、出火の原因を調べることにしています。