復旧のプロセスと困難 「気の遠くなる工程」30億円・11年をかける復元プロジェクト
復旧工事の準備のための調査や予算などにめどがつき、2025年の9月から11月間では事前着工として、まず米蔵を解体、重機が入る道を確保しました。2026年度からは本格的に動き出します。
2025年秋、金沢市に北陸三県の文化財復旧のため監理事務所が新たに設置され
現地事務所は、土産物店として使われていた建物を事務所として改修することになります。
設計監理を行う公益財団法人・文化財建造物保存技術協会 遠藤優さん「主屋の解体格納に先立ち、その手前にある大破した「米蔵」の解体格納が主な内容です。解体格納用のプレハブも、公費解体された納屋の跡地に設置しました。」
文化財の復旧には解体した部材を取り出し、それぞれが元々どの位置にあったかを示す印をつけて管理していく作業が進められます。部材が建物のどの部分に使われていたかを類推しながらの作業は、気の遠くなるような工程ですが、11年の長きにわたるプロジェクトの重要なものの1つです。
今回の事前着工の作業では、全員が輪島市内で宿泊することが出来ず、一部のスタッフは、七尾市や志賀町など近隣の宿泊施設から現場へ通いました。











