「相互理解で救助はより活動的に」洋上での対応力向上へ
参加した医師からは、船の装備に関する評価や、訓練の重要性について語られました。

金沢医科大学 秋冨慎司教授「赤外線を当てて皮膚の上から静脈がどこにあるのかが浮き出るような装置も搭載されていたので非常にそれは驚いた。船によって環境やできる範囲内、装備が違っているので、やはりこういったことを事前に訓練しておくことで相互理解で救助がより一層活動的になるのではないかと思う」

金沢海上保安部 村上露樹 警備救難課長「医療活動というのは日々進化していると思います。我々もそれに合わせてしっかりついていかないといけない。医療機関のプロフェッショナルの方々から貴重な意見をいただきながら能力の向上に努めたい」
県内の医療関係者が実際に洋上救急で出動した事案は1986年以降、9件あります。洋上という特殊な環境下での対応へ、日頃からの救急体制への備えが欠かせません。











