埼玉県の住宅などで100件以上相次いでいる連続窃盗事件に関与しているとみられるベトナム国籍などの男女11人が逮捕されました。

ベトナム国籍の解体業、グェン・ヴァン・ティエット容疑者(34)ら男女3人は、6日未明、埼玉県熊谷市の住宅に侵入し、財布など合わせておよそ21万円相当を盗んだ疑いがもたれています。

警察は、ほかに2つの犯行グループのベトナム国籍などの男8人を、埼玉県志木市の住宅や、茨城県日立市の空き家に侵入したなどとして逮捕しました。

おとといからきのうにかけ、久喜市桜田4丁目の住宅7軒が相次いで被害にあうなど、埼玉県内では10月から、一晩に同じ地域で複数の住宅が狙われる連続窃盗事件が100件以上、相次いでいて、被害総額は2000万円以上にのぼり、警察はきょう摘発した3つのグループが関与したとみて捜査しています。

3つのグループは、グループ間で犯行車両を入れ替えたり、同じ関係先に出入りしたりしていたことも確認されているということです。

警察は、11人の認否を明らかにしていません。