親世代は参加したくても 職場が…

活動の存続に欠かせない親世代のボランティア参加ですが、保護者からは参加したくても参加できないという声もあがります。

母親「早退や午後から仕事を休むなどの対応をしないと参加できない。職場の協力があれば休めると思うが」

こうした中、親世代が働きながら見守り活動に参加できるよう、平さんは新たな取り組みを始めました。23日、県に要請したのは「ボランティア許可証明書」の交付。

ボランティアへの参加を希望する人が、申請書を企業に提出し認められれば、活動時間に合わせて出勤時間をずらすことを可能にしようという取り組みです。

大浦小スクールサポート隊・平寿彦隊長「制度がどんどん広まっていけば、それを使って簡単に会社のほうにお願いできるようになれば、若い子どもを持っているお父さんやお母さんたちが通学路に立っていただくと、一気に高齢化から若手のほうに広まっていくんじゃないかと」

子どもたちの安全を守るために、地域社会が一丸となった体制づくりが求められています。