ため池や用水路の修繕が間に合わず、荒れてしまった田んぼも
しかし、今は稲刈りシーズンの真っただ中。
谷内前さんは夫婦で稲刈り作業を行い、息子夫婦は玄米の袋詰めなど、この時期は一家総出で大忙しです。
黄金色の田んぼが広がる正院町ですが、地震から2年目も作付けができなかった田んぼがあります。

谷内前義昭さん「ここからずっとあの道路あるやろ?全部これ水田だった(地震前までは)水田。ここで6町歩(ヘクタール)あるはず」「あの森の高に池があって、池に水が溜まらない、それで用水が全然ダメで水は全く来ない」
ため池や用水路の修繕が間に合わず、雑草が生い茂り、荒れてしまった田んぼ…。
作付けができた水田でも地盤が傾いたり、地下に埋められた水路に水を流せないなど、地震の爪痕が色濃く残っています。