金沢市内の小学校で、石川県内企業が手がけた自転車ロボットを操作して、子どもたちが科学について学びを深める体験授業が行われました。

金沢村田製作所が手掛ける自転車型ロボット「ムラタセイサク君」

ムラタセイサク君

超音波を出すセンサーで障害物までの距離を測ったり、わずかな傾きも感じ取ったりして、補助輪を付けなくても倒れることなく走れるのが特徴です。

30日は、セイサク君の操作体験を通して科学技術に触れてもらおうと、金沢大学附属小学校で出前授業が行われ、子どもたちが電子部品の働きを学びました。

参加した児童「自転車に乗ってセイサク君が倒れなかったからすごい」「超音波センサーとか全然知らなかったから小さい機械を知れてよかった」

金沢村田製作所・三谷彩さん「身近な物にどんな電子部品が使われているか。どんなふうに動いているか考えるきっかけになれば」

金沢村田製作所は地域の子どもたちに向けた出前授業を定期的に行っていて、今年は県内の小学校などで7回実施しています。