現場に工事車両が通行可能に 親族が見守る中に捜索を再開

国による工事が進み、工事車両が通れるようになったことから、27日男性の親族が見守る中、捜索が再開されました。

男性の親族「(捜索再開は)嬉しい・・早く見つかって欲しい、それしかない」「ずっと忘れた事はない」「素直で優しい人で、迷惑なんかかけない親しみやすい人当たり(の良い人)」

林野庁奥能登地区山地災害復旧対策室尾木浩典室長「1年8か月の中でご本人、そしてご親族の方々非常に待ちわびた事だと思います。一日も早く、少しでも早く発見されて、親族の元にお帰り頂ける事が我々として一番の願いとして考えています」

警察は、今後は天候や現場の状況を確認しながら捜索の範囲を広げ、1日も早い発見につなげたいとしています。

能登半島地震では町野町のほかに、輪島市名舟町でも59歳の女性が行方不明になっていて、6月に一度捜索が再開されましたが、手がかりは見つかっていないということです。