神戸と能登 「同じ境遇の者同士の交流に意味」
参加したボランティアのほとんどが学生です。阪神淡路大震災から30年がたち、震災を経験していない世代が被災地を元気づけようとボランティアに訪れていますが、能登にとって大きな意味があると曽々木地区の自治会長・刀祢聡さんは話します
。
曽々木自治会長・刀祢聡さん「震災に関する思いというのは私たちよりも強いものがあったと思う。そういう子どもたちと関わりを持つのは、同じ境遇の者同士が交流できるということで意味あることかなと思いますね」
ホラ貝の合図でいよいよキリコの巡行がはじまります。

「若い衆キリコつけよー。いいか?後ろいいかー?せーの!」
住民とボランティアの力で動き出した4基のキリコ。
地震で倒壊し6月に再建したばかりの鳥居を通過するキリコ。春日神社の境内に入ると威勢の良い掛け声とともに暴れまわります。

ボランティア「すごく重かったんですけど、周りの大人も熱気がすごくて、みんなこの祭りにすごい熱い思いがあると感じてた」「迫力がすごすぎて、なんかめちゃくちゃテンション上がってすごいかっこいいなって思ってます」