カラスのふんによる被害が後を絶たない金沢市中心部で、新たなカラス撃退作戦が始まりました。果たして効果はあるのでしょうか…?

8日の夜、金沢市の繁華街、武蔵ヶ辻から香林坊にかけてのおよそ1キロの区間で、街路樹や電線に向かってライトが照らされました。

街路樹などで寝ているカラスに明かりを当て、街中から追い払おうとしています。

記者リポート「今、たくさんのカラスが街路樹から飛び立ちました」

市から委託を受けた業者が午後10時から翌朝5時までの間、12月にかけて30回作業を行う予定です。

金沢市環境政策課・川端淑愛課長「カラスの個体数は全体的に減少しているのにカラスがたくさん見られるとかふん害が多いという話があるので、カラスの行動の調査や新しいカラスの追い払いをやってみることになりました」

金沢市中心部の歩道上にある白い点。これがカラスの「ふん」です。歩道を汚すだけではなく、夏場にはにおいも。

時には歩行者に降りかかる被害も出ています。