輪島港と舳倉島(へぐらじま)を結び、能登半島地震以降、運休が続いている定期船が7月末にも運航を再開します。

これに先立ち、輪島港には22日、およそ1年半ぶりに船が帰ってきました。

へぐら航路の定期船「希海(のぞみ)」は、地震前までは島民や観光客など年間およそ6000人を運んでいましたが、地震による隆起などで運休が続いています。

船は2024年1月から七尾港に停泊していましたが、7月末の運航再開を目指し、22日の朝、船の整備に携わった人たちに見送られながら七尾港を後にしました。

希海を塗装した人「(希海の塗装に携わって)5年目ですけど、初めて全面塗装しました」「自分がした仕事に対して、満足して帰ってくれたら幸せかな」

希海を整備した造船所の社員「輪島の方からしても待ち望んでいた事だと思うので、復興のひとつになれば良いなと思います」