トキの生息環境に配慮したコメの栽培方法を学ぶ

久々江龍飛フィールドキャスター「今、能登でトキが生息するために必要なのは、餌場となる水田の確保です」

県は能登の9つの市と町にトキ放鳥推進モデル地区を設け、水田でトキのエサとなる生き物を定着させる環境の整備に乗り出しました。

七尾市の中島地区では14日、生産者に向けて、トキの生息環境に配慮したコメの栽培方法を学ぶ勉強会が開かれました。

県自然環境課・山際拓也専門員「餌場づくりにおいて大事なことは、現状の今田んぼにいる生き物にとって住みやすい環境を作ること。外から生き物を持ってきてしまうことで地元にいる生き物たちが住処を奪われてしまうということになりかねない」