自動運転技術や、老化した細胞の若返りなど、金沢大学が取り組む最新の研究を支援し社会実装につなげるための新たな研究施設が角間キャンパスに誕生しました。
金沢大学では、最先端の研究を事業化しイノベーション=技術革新に役立てようと、2024年4月に、「未来知実証センター」を立ち上げ、企業や自治体、学生らが課題解決へ共に取り組む研究施設の建設を進めてきました。

23日、角間キャンパスで開かれた竣工イベントで和田隆志学長は「未来の価値を作り続ける金沢大学であり続けたい」とあいさつしました。
完成した研究施設は様々な社会課題について文・理・医の領域を超えて研究を進めるラボや、社会実装に向けて学生や企業の担当者など幅広い人たちが議論を深め合うトークスペースが設けられています。

金沢大学未来知実証センター・長谷川浩センター長「100年200年先にこのセンターから新しい価値が生まれたと言っていただけるような評価していただけるような場所を作っていきたい」
研究者と企業をつなぎ、商品化やベンチャー企業を生み出すための専門のスタッフも配置していて、金沢大学はイノベーションの創出を加速化させたいとしています。