早くも中元商戦がスタートです。金沢市内のデパートでは5日、総合ギフトセンターが開設されました。
今年も能登産のギフト販売に力を入れ復興を後押しします。
涼やかな浴衣姿で客を出迎える店員たち。金沢市の香林坊大和にオープンした「お中元総合ギフトセンター」の今年のテーマは「北陸の美味、心を贈る夏」です。

北陸三県の商品を中心に、およそ1400点のギフトが並びます。
訪れた人「ビールとかコーヒーとか日持ちのするものをあげているんです。腐らないものを夏場は特に」
売り場の中でも最も目立っていたのは、能登牛や能登豚、ワインなど能登のギフトです。「能登を応援」ということで、2025年は前年よりも12点ギフトを増やしたということです。

震災や豪雨の影響で2024年は商品の安定供給が難しい状況でしたが、2025年はまとまった量の商品を確保できるようになったことから、売り場を広げワインや地酒などを加えた41点の商品が並びます。
訪れた人「お肉でも能登牛が美味しくて柔らかいので、ワンパターンですけど決めています」
香林坊大和・中嶋智店長「能登地区の事業者の方も、徐々にではあるが事業を再開していて、今年のお中元におきましては、能登の事業者の方々の商品の供給もいただいている。(能登を)元気にしていきたいというのが我々の役割だと思っているので、ともに復興していくということになればいいと思う」
香林坊大和の「お中元総合ギフトセンター」は7月15日まで開設されています。