長嶋さんと松井さん 国民栄誉賞は“師弟”でそろって受賞

2人がともにユニフォームを脱いだ後、2013年には長嶋さんと松井さんがそろって国民栄誉賞を受賞し、東京ドームではダブル授与式も行われました。

バッター長嶋、ピッチャー松井という球界の歴史に名を刻んだ2人のスターによる夢の始球式が実現します。

記者リポート「こちらのバット、背番号3やサインはもちろん、その間には天覧試合のサヨナラホームランのシーンが添えられるなど、細かなところにこだわりが見えます」

国民栄誉賞を祝って長嶋さんのために作られた輪島塗の記念バット。2013年に都内で石川県輪島市の梶文秋市長(当時)から贈られました。

長嶋茂雄さん「このバットを大事にして、次の子どもたちが育つように」

松井さんの母校、星稜高校野球部で当時監督だった山下智茂さんも、長嶋さんとの思い出を振り返ります。

山下智茂さん「僕らにとって小さいときから長嶋・王というのはスーパースターで本当に憧れの人だった。雲の上の人だった。松井君のおかげで王さん長嶋さんと何回も会うことができて、僕自身が野球人として高校野球の監督として幸せだと思っている」

記録にも記憶にも残るミスタープロ野球の人生。「昭和の太陽」が沈みました。