住民「今度洪水来たら家おいてどっか行こう」

住民「私ら娘と話してるんですけど、今度洪水きたら、この家おいてどっか行こうねって話してます」

こうした中、3日、国や県、市の職員などおよそ20人が、応急復旧工事を終えた河川などを訪れ、災害発生の危険性について合同点検を行いました。

鈴屋川に流れ込む支流では、大雨による増水などから住宅などへの被害を防ぐため高さ5.5メートル、幅20メートルの鋼鉄製の「ワイヤーネット」と、コンクリートブロックを積み上げた堰堤が新たに設置されていました。

北陸地方整備局・能登復興事務所・辻隆宏副所長「河川と砂防一体で流域の安全を確保する為に取り組んできましたが、応急復旧状況を見て頂いて、また各機関で出水期に備えて頂ければなと思います」

さらなる被害を防ぐため急ピッチで進められた応急復旧工事ですが、能登復興事務所では、住民には積極的な情報収集など、引き続き安全を確保する行動に努めて欲しいとしています。