石川県の馳浩知事は29日、開かれた会見で横綱昇進を決めた大の里について県民栄誉賞を贈ることを検討していることを明らかにしました。
馳知事「大相撲という世界において本人の努力の成果が万人に認められ何よりも横綱審議委員会の審議を経ての決定。心からお祝いを申し上げたい」

馳知事は、29日開かれた定例会見で大の里の横綱昇進に改めて祝いの言葉を贈りました。県では52年ぶりとなる県内出身で初土俵から所要13場所での史上最速で横綱となる大の里に対し県民栄誉賞の授与を検討していて現在、二所ノ関部屋と本人に意向を確認しているということです。
馳知事「担当者から申し入れをした。大変お忙しい部屋の事情もあるそうで親方と本人で受けて頂けるか検討してほしい、と申し上げている」

また、県庁1階のロビーには大の里の横綱昇進を祝福する懸垂幕が28日から掲げられているほか、大の里の地元、IRいしかわ鉄道の津幡駅にもパネルを設置する予定です。一方、祝賀パレードについては地元津幡町での実施を検討しています。