前の町長の県議会議員への転出に伴う石川県の宝達志水町の町長選挙をめぐり、現職の松榮忍副町長が26日、正式に出馬を表明しました。
松榮忍氏は現在65歳。
旧押水町の職員を経て、宝達志水町の参事兼総務課長などを歴任し、2023年12月からは副町長を務めています。

前の町長の宝達典久県議の「後継」として、町長選への立候補を決めた松榮氏。
これまでの行政経験を踏まえ、地震からの復旧・復興、そして3月の小学校統廃合により、閉校となった校舎の跡地活用に意欲を示しました。
松榮忍氏「まちのことを一番に分かっている私が身を粉にして働かせていただきたい。宝達氏と築いてきた事業、これを止めることなく宝達前町長から松榮町長へとバトンを繋いでいきたい」
宝達志水町長選にはこのほか、元副町長で農水省出身の高下栄次氏もすでに立候補を表明しています。
町長選は6月10日に告示、15日に投開票が行われます。