春の大型連休の期間中、石川県の小松空港と能登空港を発着する空の便は、連休後半を中心に混雑が予想されています。
日本航空と全日空は18日、ゴールデンウィーク期間中の予約状況を発表しました。
座席の数に対してどれだけの予約があるかを示す予約率は、小松・羽田便で全日空が67.4%、日本航空が59.8%となっていて、いずれも去年とほぼ同じです。小松・羽田便は下りが5月3日、上りは5月5日と6日がピークになるとみられます。
北海道方面の旅行客は好調が続いていて、小松・札幌便は予約が去年より32%増えたほか、小松・那覇便も円高で海外旅行を避ける傾向から前の年より予約が増えています。
震災で減便が続いていた能登・羽田便は去年12月に1日2便体制に戻ったことから、今年の予約は去年の2倍近くに上っています。
全日空は連休を機に帰省やボランティア、観光にも利用してほしいと呼びかけています。