
下唐川地区は能登半島地震で、地区におよそ40軒あった家屋のうち30軒が公費解体されるなど大きな被害を受けました。
仮設団地の自治会長を務める加代等さんは、この下唐川地区について「見た通り村は南向きに並んでいて手前には田んぼが開けていて、田んぼの向こうには少し大きな川もあって自分たちは子供の頃、そこで泳いだりした。魚を捕まえたり今でもヤマメとかいるので本当に綺麗なとてもいい村」だと誇りに思っています。
この地区に去年7月、県内で初めて建設されたのが、“石川モデル“と言われ、入居期間が終わった後も被災者が住み続けることができる戸建ての木造平屋建て住宅です。

この木造平屋型の仮設住宅で暮らす田畑勝彦さんは「ずっと木造の家に住んでいましたから木造の家はいいですね。畳の部屋もありますし」と住みやすさを強調します。