能登半島地震以降、地震のメカニズムや避難所運営のあり方などさまざまな分野で研究が進んでいます。
この中には、地域住民との交流を通して能登の復旧・復興のあり方を卒業論文にまとめた大学生がいます。
3月、石川県立図書館で開かれた金沢大学の学生による卒業論文の公開発表会。
建築を学ぶ伊藤夢乃さんは震災からの復興をテーマに掲げました。

金沢大学 地球社会基盤学系 建築計画研究室 伊藤夢乃さんは「ゲストハウスの拡張として、集落全体でゲスト=関係人口を受け入れる仕組みとしてゲストビレッジ化を提案します」と発表を始めました。
外部の人との交流を増やし、協力しながら集落を運営する。
被災地に足を運んで研究した新たな集落の在り方を論文として発表しました。伊藤さんが研究したのは、穴水町の下唐川地区です。