新潟県南魚沼市は16日午後、体長約0.5メートルのクマ一頭が民家の木に登ったまま降りてこず付近の住民に危害を及ぼす恐れなどがあったとして緊急銃猟を行ったと発表しました。
警察や南魚沼市によりますと、きょう午前10時40分頃、南魚沼市大木六で「クマ一頭が柿の木に登って柿を食べているのを見た」と目撃者から警察に通報がありました。午前11時頃に警察と猟友会が現場に駆け付けたところ、最初の目撃場所から約50メートル離れた民家の裏手にある木の上にクマは移動。近隣の住民に家から出ないよう呼びかけ、規制線を張ってしばらく様子を見ていましたが、人の生活地域に留まっていて危害を及ぼす危険があることや追い払って自然に戻すには山まで距離があり難しいことなどから、午後2時44分に緊急銃猟を行ったということです。麻酔銃が使用され、午後2時47分に体長0.5メートルの子グマを捕獲、その後駆除されたということです。














