「負けない気持ちを常に持ち続ける」
金沢に息づく文化を大切にしながらも、グローバルで客観的な目線が、今の自分の活動の源を形成していると話します。

十一代大樋長左衛門氏「地元で頑張るってことは、東京で頑張ることと海外で頑張ることとエネルギーは一緒です。ただ…負けない気持ちを常に持ち続けることですね」
高い志を持ち続け、40歳の時にはすでに「芸術院の会員になる」ことを目標に掲げていました。
十一代大樋長左衛門氏「芸術院の会員になることは、その生きざまを他の人たちが厳しく見る立場になるでしょうし、それに負けない、それからそれをばねにして、もっともっと、みんな他の人たちが憧れてくれるような、そんな活動にしていきたいなと思っていますね」
十一代大樋長左衛門さんへの日本芸術院会員の伝達式は、3月3日に都内で開かれます。