父の大樋陶冶斎さんも日本芸術院会員

今回、会員に内定した十一代大樋長左衛門さんは、同じく日本芸術院の会員でおととし亡くなった大樋陶冶斎さんの長男として金沢市で350年以上続く大樋焼の窯元に生まれます。
66歳を迎えさらに精力的な創作活動を続けていて、現代美術の分野にも精通しています。
十一代大樋長左衛門氏「芸術院会員は世襲制では全くないですよね。ただ、10代の父から僕が11代を継がせてもらって、父のアップデートをしているのかなという感じがしていまして」

ろくろを使わない、大樋焼の伝統的な技法を受け継ぎながら、日本ならではの美を発信するため、海外でも積極的に個展を開いてきました。