任期満了に伴う能美市の市長選挙が26日、告示されました。これまでに3期目を目指す現職1人が立候補を届け出た以外に動きはなく、無投票での当選となる公算が高まっています。

能美市長選挙に立候補したのは、無所属で現職の井出敏朗候補(62)です。

「今年は能美市が誕生して20周年。これまでの施策を全て見直し、スクラップ&ビルドを重ね、市民が誇れるふるさと愛の醸成を図っていく」

井出候補は県議会議員を2期務め、2017年の市長選挙で初当選し現在2期目です。3選に向けては、地震や豪雨災害を受けた防災力の強化や、老朽化した公共施設・交通インフラなどの整備に力を注いでいきたいと訴えます。

立候補の受付は、このあと午後5時に締め切られますが、これまでのところ井出候補のほかに立候補の動きはなく、無投票となる公算が高まっています。